NPOトリトン・アーツ・ネットワークの活動レポートです。詳細はhttp://www.triton-arts.net
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2006年2月22日:クス・クァルテット

【報告:川澄直美/会社員/2階R3列46番】

今回のSQWは、クス・クァルテット。
昨年の秋、古典四重奏団を聴いた後、いくつか弦楽四重奏を聴いてみようと思いつつ弦楽四重奏の曲もアーティストも私は詳しくない。
そんなとき、TANのスタッフさんから「クスはおすすめ」教えていただいたの楽しみにしていました。
今回のプログラムは、モーツァルトとベルグとベートーヴェン。3人ともウィーンで活躍した作曲家です。

今年はモーツァルト生誕250年。テレビでも、CD屋さんでも、本屋さんでもモーツァルトを取り上げているところが多い。
本日のプログラムでは、モーツァルトが最初と最後に作った弦楽四重奏の楽曲が選曲されている。
最初の曲は、K.80の弦楽四重奏。プログラムによるとモーツァルトが最初に作っ た弦楽四重奏です。第1楽章の最初の音が、ふぁっと流れてきたようで心地よかった。
今回、弦楽四重奏を初めて2階席で聴いたのですが、とてもいい。2階席を希望するお客さんがいらっしゃると聞いていたけれど納得。
2曲目はベルグの弦楽四重奏曲op.3。プログラムによれば初期の代表作で、1910年の作品。となると、私にとって、なじみが薄い現代音楽の時代。ベルグの作品を聴くのもおそららく初めてに近い。出だしの音を聞いた瞬間「あ。現代音楽。」と反応してしまい、首がすくんでしまった。でも、それも最初だけで、聴いている間に少しずつ馴染んでいくのが、なんだかうれしかった。
前半最後の曲は、モーツァルトの最後の弦楽四重奏曲でアダージョとフーガ。
なんか聴いたことある曲だなと思いつつ、フーガだからバッハに似ているのかしらと聴いていました。
アダージョは力強くゆったり。フーガはあちらこちらから音が現れつながっていく様子が楽しい。この曲は、アドベントのクリスマスコンサートで聴いたことを帰宅後、思い出しました。
休憩でエスカレーターを降りている途中、CDを購入しているお客さんが見えた。買いたくなるよなぁと思いながらもその時は購入せず。休憩後は、べートーヴェンの弦楽四重奏第8番作品op.59-2「ラズモフスキー第2番」。
プログラムを読んでいて、ふと気づいたのが、この作品を作曲した年ごろと今の私が同じ頃らしい。ミロ・クァルテットを聴いたからか、普段気にしない、そんなことも考えながら演奏を聴いていました。TANの法人会員「ラズモフスキー・サークル会員」という名称は、ここからきているのかしらと考えている間に、第2楽章。
なんだか哀しいメロディーにつられて涙が滲んでしまいそうでした。CD買おうと決めたのはこの時です。
そういえば、ベートーヴェンはドイツ生まれ。クス・クァルテットもドイツ。
ドイツ人が演奏するベートーヴェンて、いいなぁ。ドイツで聴いてみたいなんて夢みたいなことが頭に浮かんで消えていました。
3楽章で我にかえって、最終楽章で笑顔になってプログラムは終了。
アンコールで、J.S.バッハのオルガン曲「様々な手法による18のライプツィヒ・コラール集よ18われは汝の御座の前に進む(われら悩みの極みにありて)」を演奏する前に、日本語で挨拶してくれたのがほほ笑ましかった。
終演後、CDを購入したとき、残り枚数がかなり少なかったみたいです。
本日演奏したモーツァルト2曲とも収録してあったから、思わず購入したお客さん多かったんだと思います。
帰宅途中、サブテキストを読んでいて、この日の裏テーマがバッハとあり。
ウィーンで活躍した3人のプログラムの中、アンコール曲がバッハの作品だったのはそういうことだったのかと納得。
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by tritonmonitor | 2006-02-28 22:19 | SQWシリーズ

2006年2月1日:クァルテット・エクセルシオ 

【報告:井出春夫/会社員(TANサポーター)/ 2階L1列44番】

 2月1日、プロ野球の球団にとってはお正月にあたる同じ日に、今年最初のクァルテット・ウェンズディが始まった。今年、最初に登場するのは、クァルテット・エクセルシオ。

 当日は、朝から雨。しばらくぶりのまとまった雨で、「体にはいいかも」と思っていたが、いざ、ホールに向かおうと外に出ると、以前より大粒の雨で、肌寒く、風も吹いている。
駅をおりたら、あるご婦人達が、いろいろなホールの名をあげて、「どこそこのホールは駅に近くて音がいい」とかなんとかいいながら、どうしてこのホールはここに建てたのだろうと、演奏会の日が雨になってしまったことに対する怨み節を相手のご婦人に話していたようだが、なにはともあれ、演奏会に足を運んで下さりとてもうれしい感じがした。

 ホール入口でプログラムを貰い、客席で辺りを見回すと今日は何となく客席がさびしい。
 プログラムをみると、シャリーノ以外は、名前を聞いたことのある作曲家だが、曲は全く知らない。大体、ドニゼッティやプッチーニは、オペラ作曲家ではないか。この人達のカルテットってどんなのだろう。期待と不安な気持ちで開演を待つ。

 最初の曲は、ドニゼッティ「弦楽四重奏曲第9番」。曲の冒頭に鳴る3つの和音は、暗い音であったが(この3和音が結構繰り返し出てくる)その後に、とてもきれいでのびやかな歌が聞こえた。この楽章を聞いていると何かモーツァルトが曲に重なってきた。2楽章は、勝手に「祈り」という題をつけた。曲を聞いていると何となくそんな風に思えた。3楽章、4楽章も面白く聞けた。

 2曲目は、シャリーノ「弦楽四重奏曲第7番」メロディとも猫の鳴き声とも思える音。
でも、その音の動きや重なりが不思議に楽しい。また、遠くから聞こえてきた音が大きくなりまた遠ざかるという音の響きも興味深かった。私は、この曲がこのホールで演奏されたことを感謝せずにはいられない。この曲については、何も解らない私だが、特にこの遠近感の部分では、物理的に音が小さい(ピアノ)大きい(フォルテ)ではなく、豊かに響くピアノやフォルテがホール全体にきれいな音で響いたと感じた。

 3曲目は、ボッケリーニ「弦楽四重奏曲op.64-2」いいですねぇ、ボッケリーニ。陽気で、軽快。音楽を聞いてると、とてもうれしくなってきます。

 後半は、プッチーニの「菊」で始まった。曲名が「菊」とは、とても日本的だと感じました。曲は、オペラの幕開けを感じさせるしっとりとした音楽。ドニゼッティと違い、こちらはオペラ臭がプンプンする。でも、メランコリーでとても素敵な曲でした。

 最後のレスピーギ「ドリア旋法の弦楽四重奏曲」を弾き始めようとしたその瞬間、ホール全体がグラっと揺れた。これには、みんな驚いた。少し時間をおいて演奏が開始された。
なんだか、難しい名前が付いている。曲としては古すぎず、そして新しすぎず、そんなに違和感なく聞こえてきて、それがとても新鮮であった。アンコール曲は、ボッケリーニの「メヌエット」という私でも知っている超有名曲であった。終演後、隣のご婦人が今日は知らない小品ばかりだったが楽しかったわ。と連れのご婦人と話していた。小品かどうかは解らないけど、眠くなる前に曲が終わり今日はとても楽しく全曲を聞き終えた。
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by tritonmonitor | 2006-02-07 19:55 | SQWシリーズ