NPOトリトン・アーツ・ネットワークの活動レポートです。詳細はhttp://www.triton-arts.net
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11月18日 ソーヨン・ムーンチェロリサイタルレポート

【報告:井出春夫 会社員 48才 2階L1列46番】

 このコンサートには第7回ビバホールチェロコンクール第1位受賞記念とプログラムの頭に書いてある。個人的にいえば、この種のコンサートを私は嫌いなのだが、第一生命ホールで行われるコンサートは別で毎回楽しみにしている。(とはいえ未だ今回で3回目である。)第5回目の横坂さん、前回の宮田さんと私の聞いたチェリストは男性で日本人であったが今回は韓国生まれの女性である。演奏を聞いた感じでは3人とも異なるタイプのチェリストのように思えた。しかし、表現方法は違うが素晴らしい歌心が感じられる。

 プログラムは、途中で変更があったようだがとてもおもしろいものだった。

 お客さんは、普段のコンサートに比べチェロを勉強している演奏者とほぼ同年代の人が少し多かったように感じられた。

 ステージに出てきてチューニングをした。軽く弾いているようだが音がホールによく響いた。
 1曲目のシュニトケと3曲目のソーレン・ニールス・アイヒベルグは現代音楽で特にアイヒベルグの作品はこのコンサートのために書かれたもののようである。この2曲の現代曲をとてもきれいな音で弾いている。

 カルテット・ウェンズディでショスタコーヴィチを弾いた古典四重奏団やムーンさんの演奏は現代曲がちょっと苦手という人にも「なかなかいいじゃん」と思ってもらえるのではないかと感じた。
 第2曲目は殆ど間をおかずに始まったバッハの「無伴奏チェロソナタ第1番」
 ムーンさんはテンポの速い曲ではよく歌い、テンポの遅い曲ではまるで教会でのお祈りを感じさせる音楽であった。

 バッハや現代音楽では、手がかなり忙しく動いているのでかなり難易度が高いのだろうと思うのだが、音楽を聞いていると演奏技術の難しさを感じさせず音楽を楽しめる。
第4曲目は、ブラームス。バッハではロマン的に演奏していたのでブラームスもその路線でいくかと思ったら、冒頭はかなり渋めな音楽の作りだった。そして何か内に熱いものが感じられとても感動した。

 アンコールは2曲。最後に山田耕作の「赤蜻蛉」を弾いた。ここにも素晴らしいうたが聞こえた。コンクールと東京で行われる受賞コンサートの間には1年という時間が存在する。この1年間の間で演奏者は音楽的に変化するのだろう。凄く興味がある。いつかコンクールをのぞきに行ってみたい。2年のコンサートがまた楽しみである。
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by tritonmonitor | 2007-12-11 19:40 | TAN's Amici コンサート

 11月7日 SQW古典四重奏団 ショスタコーヴィチ・チクルスVol.1-3


 【報告:井出春夫 会社員 48才 2階L1列46番】

 古典四重奏団による三回目のショスタコーヴィチの演奏会。残念ながら、1曲目には間に合わず途中からモニターで聞いた。前回も遅れてしまったのだが今回は、1曲だけでも良いから聞きたいと思ってホールに駆けつけた。

前回の演奏会で今まで聞き慣れていた生々しいショスタコーヴィチの演奏とはひと味もふた味も違う古典四重奏団の演奏に魅せられてしまった。正直言ってショスタコーヴィチをこんなに美しく演奏してしまっていいのだろうか?と思った。

 ホールの中に入ってみるとお客さんは前回と同様あまり多くない。もう少し多くの方に聞いて欲しいと思った。

 曲を始める前、少し長めのチューニングを行う。いつものことながら暗譜での演奏である。2曲目を聞いていたらなぜか「人は悲しみが多いほど人には優しく出来るのだから」という「贈る言葉」の一節が頭に浮かんだ。時折、何か強さみたいなものを感じたりもしたが終わった時ホッとした。

 3曲目は各パート事のやりとりがとてもおもしろかった。そしてスリリング。
 少し前にきれいな演奏と書いたのですが、ショスタコヴィチの音楽は耳触りの良い音ではありません。結構音同士がぶつかり合っていて、例えばピアノで弾いたりしたらちょっと嫌な感じとも思えそうな何とも不思議ないい響きに聞こえました。(弦楽器とピアノでは根本的に違いますが)でもこれはライブでしか経験できないことのように思います。
 
とても贅沢な時間を過ごしたような気がしました。
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by tritonmonitor | 2007-12-11 19:37 | SQWシリーズ