NPOトリトン・アーツ・ネットワークの活動レポートです。詳細はhttp://www.triton-arts.net
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1月23日(土)モーツァルトのニューイヤー“協奏曲の午後”

モーツァルトのニューイヤー2010——協奏曲(コンチェルト)の午後——

2010年1月23日(土)14:00開演
【報告:齋藤健治/編集者・月島在住/2階R3列43番】

 9割方は埋め尽くされた観客席から,曲が終わるたびに熱のこもった拍手が送られる——本日はTAN主催では初めて行ったガラコンサートであったが,その試みはおおむね好評を得たと言えるのではないだろうか。

 ※ ※ ※ 

 N響メンバーによる室内オーケストラ(コンサートマスター:山口裕之さん)と,日本を代表するソリストとの競演。演奏される曲はすべてモーツァルト。そして年末年始の慌ただしさが一段落した土曜日の午後のコンサート。なんともゆったりとした時間が流れる中,セーターなどの普段着姿の観客が数多く見られた。20代とおぼしき若者から年配の方まで,年齢層も幅広い。
 プログラムの1曲目は,ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」。ヴァイオリンは川久保賜紀さん。音の流れに安心して身を委ねておける,心地よい快演。そして音に華やかさが感じられる。
 2曲目は,フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(297c)。吉野直子さんのきらびやかでもあり奥行きのあるハープの表現力に,小山裕幾さんのフルートがからむ。小山さんは台頭著しい若手アーティスト。体全体でリズムをとるその姿は一瞬ポップスやロックのミュージシャンを思わせるが,ベテランの吉野さんに一歩もひけをとらない堂々たる演奏。スピード感のあるサウンドだ。
 休憩をはさみ最後の3曲目は,クラリネット協奏曲イ長調K.622。赤坂達三さんのクラリネットは,あたかも一流の調理人が素材のもつ良さをそのまま引き出しているかのような,極めてピュアな音づくりだった。
 一方のN響室内オーケストラは,特に中低音がとても魅力的である。横綱相撲とでも言えようか,きわめて安定感に満ちあふれている。

 ※ ※ ※

 このように,プログラム自体は極めて良質で楽しめるものではあったが,それでも多少の違和感がぬぐえなかった点もある。
 なぜなら,TANの主催コンサートといえば,SQWのような弦楽四重奏のイメージが強く,また,積極的に新進気鋭のアーティストを紹介している印象もあるからである。それがこのホールのオリジナリティであり,たとえ少数ながらも室内楽の熱心な観客をつかんできたのではないだろうか。
 そのイメージがある中で,なぜ小編成ながらもオーケストラなのか,なぜビッグネームのアーティストによるプログラムなのか,また,なぜ他の作曲家ではなくモーツァルトなのか——,残念ながら,こうした疑問を解消してくれる情報は手に入らなかった。
 それでも,新しい試みは絶えず行われるべきではないだろうか。前例踏襲は衰退を生む。
 新春に,「この第一生命ホールでしか聴くことのできない」ガラコンサートを,来年は期待して,やまない。初めての主催ガラコンサートにもかかわらず,多数の観客動員を果たしたのだから。
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by tritonmonitor | 2010-01-29 19:24 | その他特別コンサート等

12/23(水・祝)クリスマスコンサート2009

2009年12月23日(水・祝)17:00開演
【報告:S.K/千葉県在住/1階C2扉13列32番】

 本年度の第一生命ホールでのクリスマスコンサートは「アドヴェント弦楽合奏団」によるものでした。この合奏団のメンバーは、音大在学生や卒業生を中心とした20人程の若いメンバー。プログラムによると、今日のコンサートの為に、ベテラン講師陣の指導のもと9日間もの特訓を受けてきたとのこと!このエピソードを見た時に、勝手ながら講師陣が厳しい様子で指導している練習風景を想像してしまい、妙に親しみが湧いてきたのを憶えています。

 コンサート開演の合図と共に、街のイルミネーションに負けない、色とりどりの華やかな衣装を纏った演奏者らが舞台に登場。この視覚的にも楽しい演出で、ひょっとしたら演奏が始まる前から早くもクリスマス気分になってしまった方もいらっしゃったのではないでしょうか。演奏は、モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調 K.137(125b)で軽快にスタートしました。これに続く曲は、そのコンサートのタイトルにふさわしく「パッヘルベル:カノンニ長調」、「J.S.バッハ:エア~管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068より」、「J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ」と、定番とも言えるクリスマス曲がずらり。彼女らは、有名曲を演奏するというプレッシャーにもかかわらず、透明感のある優しい音色で我々を楽しませてくれました。クラシックコンサートの楽しみの1つに、コンサートホールならではの音響を楽しむことがあると思いますが、特にこの3曲は心地良い音圧の響きを醸し出しており、曲を聴くというよりも空間を楽しむという感覚でした。周囲を見渡しお客さんの様子を見ると、ゆったりとした曲に合わせて静かに頷くようにリズムを取っている方が見受けられるなど、全体的にリラックスした様子でした。

 続いて、メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番ロ短調、ヴォルフ:セレナード ト長調、チャイコフスキー:「フィレンツェの思い出」 ニ短調の3曲が演奏されました。単純な感想ではありますが、「弦楽器はこれほど大きな音が出て、多彩な表現ができるのか!」と感じるくらい、演奏は力強く、生命力に溢れていました。私にとってこの3曲は初めて聴く曲でしたが、アドヴェント弦楽合奏団の生演奏を通して知ることができたのは幸運だったと思います。周囲のお客さん方に目をやると、演奏者達の気迫が伝わってきた為でしょうか?一瞬たりとも気を緩めてなるものかとばかり、舞台一点に集中力を注いでいる様子でした。

 コンサート全体を通しての印象は、クリスマスというコンセプトに軸をおきながらも、有名な曲もあればあまり有名でない曲もあり、20人余りの大編成の曲もあれば四重奏もあり、激しい曲もあれば安らぎを感じる曲もありと、バリエーションに富んだ素敵なコンサートだったと思います。クラシック初心者の方もベテランの方も、皆が楽しめたのではないでしょうか
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by tritonmonitor | 2010-01-04 18:01 | アドヴェント&クリスマス