NPOトリトン・アーツ・ネットワークの活動レポートです。詳細はhttp://www.triton-arts.net
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育児支援コンサート〜子どもを連れてクラシックコンサート

3月28日(日)14:00開演

【報告者:山白真代/江東区在住/】

3月28日、トリトン・アーツ・ネットワーク主催の親子で楽しめる春のコンサートがやってきました。
毎年人気の公演で、チケットも早々に完売。特に今年は、絵本「スーホの白い馬」が取り上げられた影響からか1月に完売するという快挙。
年々、ステージもお客様も盛り上がりを見せているようです。
私もこの公演を過去に、サポーターとして、又、観客として参加。今回は、モニターとしてこれまでと違った角度から、公演全体を見渡せる機会を頂きました。

まずは、いちご組子どもスタジオ・・・・・。
ここは、小さい靴が並べられた4歳の子ども達のお部屋です。
まさにコンサート・デビュー!と言った感じのおしゃれした小さなお客様でいっぱい。子ども達も、サポーターさんに暖かく迎えられ、安心してスタジオの空気に溶け込んでました。絵本に折り紙、紙芝居・・・と、6つのグループに分かれて和気あいあい。初めて顔を合わせる子どもと子どもが、あっという間にお友達になり、部屋は笑い声が溢れてます。

そして、時間は2時。
後ろから、演奏家3名(ピンクの衣装のフルーティスト、永井由比さん、そしてピアニストの永井幸恵さん、きらびやかな着物姿の尺八奏者、遠藤直幸さん)が演奏しながら登場。間近で見て、聴くフルート、ピアノ、尺八に子ども達は、大興奮です。
永井さん、遠藤さんは子どもの輪に入り、子どもに顔を近づけたり動き回ったりしながらの演奏。子ども達は自然と手拍子しはじめ、大喜び。永井さんのテンション高いお話と演奏に、最初から最後まで子ども達も集中力が途切れる事なく楽しんでいる様子でした。
30分の間に、子ども達の心をしっかりつかんだ3人。
まるで人気ヒーローのキャラクターを見るような憧れの目で、子ども達が演奏家をみつめていたのが印象的でした。

この公演の魅力のひとつが、このスタジオ。
ステージでコンサートを聴くだけでは創られない演奏家と子ども達の心と心の密着が、このスタジオで創られます。この楽しい時間が、第2部のコンサートに生きてくる仕掛けとなっているのです。

30分の休憩を終え、親子が集い、たくさんの人たちで埋め尽くされた客席。子ども達のワクワクした声が響き、熱気に包まれた中で、第2部の幕が開きます。
9人の演奏家による、クラシックの名曲のアンサンブル演奏でスタート。9人がそろったステージは、何とも豪華!スタジオで会ったお兄さん、お姉さんがステージで別人(!?)のように演奏している姿に、目をキラキラさせ、身を乗り出す子ども達。田村緑さんの優しく、分かりやすいお話で、それぞれの楽器についての紹介。
そして、楽器の音色の美しさを感じてもらおうと8種類の楽器で1曲を演奏リレー。
見て、聴いて・・・大人にも子どもにも音の色、響きの違いがよく分かる面白いコーナーでした。

次に、朗読の市橋邦彦さんが登場し、絵本と音楽の世界へ。
「スーホの白い馬」に、グリーグのピアノ協奏曲とどうマッチするのか?が、とても興味深かったのですがこれが、見事にぴったり合うのに驚きと感動。
市橋さんの語られる「スーホの白い馬」のストーリーが、グリーグの音楽で目に見えない風景
と、言葉に出来ない感情が心の中に大きく広がっていきます。
絵とストーリー、語りの力に、音楽の力が大きく加わり、絶妙なバラン
スで繰り広げられる「スーホの白い馬」。ホールにいる事を忘れ、自分もすっかり物語の中に入り込むという心地よい時間を味わいました。田村さんを始めとする演奏家達の作品に対する情熱が、客席の心をしっかり捉え、他にはない独自の、素晴らしい世界へと導いたのだと思います。
この公演で終わらせるには、非常に勿体無い、完成度の高い作品でした。
今回、見る事の出来なかった子ども達にも、何かの機会に、是非この感動を味わって欲しいと思います。

演奏家、サポーター、スタッフと多くの大人達が、音楽を通じて、未来ある子ども達を育てる理想的な環境が、このコンサートでは整っているように感じました。
すべての人たちにとっての“やりがい”がうまく集まり、良い出逢いを生み、そのエネルギーが更に次へと繋げてゆく良い流れが出来ていて、それぞれにとって、ここが居心地よいと思える場所となっているのではないでしょうか。

私も2歳の子どもを持つ母親として、「是非、親子で楽しみたい」と強く思う公演です。
こんなコンサートがあったら良いな・・・が、現実になったコンサート。これからもずっと継続され、音楽の魅力を多くのみなさんと共有出来る場所であって欲しいと心から願ってます。
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by tritonmonitor | 2010-04-30 18:00 | ライフサイクルコンサート

山田和樹ブザンソン国際指揮者コンクール優勝記念 東京混声合唱団特別演奏会

4月16日(金)19:00 開演
【報告:三木隆二郎/1階C11列20番】

【出演】
◆山田和樹(指揮)
◆前田勝則(ピアノ)
◆東京混声合唱団

【曲 目】
◆ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番
◆リーク:コンダリラ
◆黒人霊歌:ジェリコの戦い
◆Rロジャース:エーデルワイス
◆木下牧子:夢みたものは…
◆林光:うた
◆上田真樹:混声合唱とピアノのための組曲「夢の意味」
◆ウルベル:ディズニー映画「南部の唄」よりジッパ・ディ・ドゥー・ダー
◆武満徹:混声合唱のための「うた」より「小さな空(武満徹:作詩)」、「島へ(井沢満:作詩)」、「恋のかくれんぼ(谷川俊太郎:作詩)」、「小さな部屋で(川路明:作詩)」、「死んだ男の残したものは(谷川俊太路:作詩)」
◆三善晃:混声合唱組曲「五つの童画」



 私事で恐縮だが、報告者は今回の指揮者である山田和樹が結婚に至るきっかけを作ったキューピッドの一人である。(三人いたキューピッドの二人目だったらしい) 
 私がアマチュアオーケストラに在籍していた2000年の春の演奏会にモーツァルトの協奏交響曲を演奏することになり、ある公開レッスンで知り合ったヴァイオリニストをソリストとして招へいした際、彼が藝大指揮科在学中で偶然そのアマチュアオケの指揮をしていたというご縁であった。当時の彼の指揮ぶりは「指揮台で踊るマエストロ」という雰囲気で、その天性の明るい性格と相まって練習が実に楽しく、それに引き込まれて演奏もうまくいくというものであった。
去年の夏、結婚式に呼ばれて軽井沢のホテルまで出かけたが、彼は式のごあいさつの中で「今秋ブザンソン指揮コンクールで優勝します。」と宣言して出席者の度肝を抜いた。
お父さんとも式後にお話しを伺う機会があったが、「あんな大仰なことを式のあいさつで言うなんて・・・」とおっしゃっていたものだ。
ところがその優勝宣言を現実のものとしてしまうところが、ヤマカズ(指揮者山田和樹)のすごいところである。
ところで当日の外の天気は4月も半ばだというのに真冬並みの寒さに加えて横なぐりの雨模様と、最悪の天候だったため、駅からホールへの道すがら、お客の入りを心配していた。ところが、である。入ってみると中は超満員で、知り合いを見つけて聞いたところによると、朝から「当日売りがないか」という電話には断りを入れていたとか。
評者はあいにく仕事が長引き、前半途中の愛唱歌からホール内に入って立ち見でしばらく聴いた。何回も東混を聴いているがこの日の演奏は第一生命ホールとの相性の良さが際立っていたように思える。ここ第一生命ホールではかつて、東混の岩城宏之が指揮を終わってアンコールの時、くるりと指揮台の上で客席に向き直り、「この第一生命ホールの響きが余りに素晴らしいので気に入った。だからこのホールください。」と言い始めてびっくりした思い出がある。
確かに「夢みたものは・・・」のしっとりとした叙情や「うた」、「夢の意味」など学校を回って好評だった曲の数々は最弱音のハーモニーが実に味わい深く響くのだ。
ただ一方、ディズニーの「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」のように、ノリの良さが求められる曲では、ホールの格調の高さに気押されたか、学校の体育館などで生徒の前で歌っている時に比べるとやや客席を巻き込む迫力という点で、特にソロの歌手がやや緊張気味だったのが惜しまれる。
しかし、第二部に入って武満徹の「混声合唱の『うた』より」では静けさと大きなうねりが交互に交錯して音の波が寄せては引いていくようで心地よかった。中でも谷川俊太郎の「恋のかくれんぼ」ではその詩の面白さも充分に味わえる歌唱であった。同じく谷川俊太郎作詞の「死んだ男の残したものは」ではライナーノーツによってこの曲が安保闘争の反安保集会のために作曲されたことを初めて知ったのだが、不思議な詩の背景が分かって興味深かった。
最後の林光の「五つの童画」は高田敏子の詩が先に出来ていてそれにイメージを合わせた作曲をしたものとのことだが、やはり童心に帰って自然の中を飛び回るような詩に見事にあった曲である。それを東混は自家薬籠中のものとして、山田和樹の指揮棒の思うがままに自由に飛翔していた。
全体を通してアンサンブルピアニストの前田勝則の演奏も東混とヤマカズのアンサンブルを絶妙なバランスで支えていたことは特筆に値しよう。
終演後、満面の笑みをたたえた田中信昭氏がヤマカズに「オメデトウ」を言いに楽屋口から入って行ったので、その後をついて行ったが、驚いたことに舞台のそでにステージから引き揚げてまだ1分もたたないうちに缶ビールで全員が乾杯していたのだ。それも飛びっきりの笑顔で。
まさに東混は自分達と音楽を作ってきたヤマカズの大指揮者へのデビューに立ち会ってこれ以上の幸せがないという雰囲気で今、ノリにのって光り輝いている。
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by tritonmonitor | 2010-04-27 18:13 | TAN's Amici コンサート

育児支援コンサート~子どもを連れてクラシックコンサート

3月28日(日)14:00開演

【報告者:岡野惠子/美大絵本授業助手/2階L1列25番】


今回の絵本は、社会人の息子が今でも懐かしむモンゴル民話「スーホの白い馬」(1967年)でした。スーホは斧という意味を持つ人名で、モンゴルの伝統楽器モリンホール(馬頭琴)の由来にまつわる悲しくも美しい物語です。馬頭琴奏者である季波が作曲した作品や小学生のための音楽劇・物語集(2008年NHK東京児童合唱団)もあります。

子どものための音楽スタジオでは、開演を待つ子どもたちが臨機応変に対応するサポーターを中心とするスタッフとあやとり・折り紙・お絵描き・絵本でくつろぐ様子が印象的でした。いよいよスタジオが始まると空気は一転、活発な活動が伺えます。クラリネットのクラスのご挨拶は、ドビュッシーからジャズのガーシュイン等の演奏でした。クラリネット奏者の西尾さんの笑顔で軽快なクイズに嬉々と答え、黒く硬い材質が「グラナディラ」と知りました。動から静へと導く楽しい内容でした。

休憩を挟み、待ちに待ったみんな一緒のコンサートは、子どもたちを虜にする田村さんの問いかけとヴァイオリンより深い音色のヴィオラ、チェロ、クラリネット、澄んだフルート、豊かなホルン、軽快なマリンバ、ピアノとバトンの無い音のリレーで始まりです。「音楽と絵本」では、グリーグ「ピアノ協奏曲」にスクリーンいっぱいの赤羽末吉の絵と大塚勇三再話の朗読が、スーホの愛馬である白い馬が夢枕に現れ、横暴な領主に殺された自分の亡骸で楽器を作るようにスーホに伝える場面を、より一層深みの有る美しい物語として響かせます。何より演奏者の名司会が心地よく流れたプログラム構成でした。
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by tritonmonitor | 2010-04-20 15:37 | ライフサイクルコンサート

育児支援コンサート~子どもを連れて、クラシックコンサート~

3月28日(日)14:00開演

【報告者:齋藤直美/月島在住/2階C3列2番】

 毎年3月下旬に行われているこのコンサートは、今年で9回目になります。3歳未満のお子様は託児サービスが用意され、コンサート終了まで専門スタッフが見てくれます。プログラムは2部構成ですが、第1部は、幼稚園児は親とわかれて「子どものための音楽スタジオ」で楽しめる内容です。演奏家によるミニコンサートや楽器体験など、年齢別に毎年企画されています。小学生以上は大人と一緒にホールで「大人のためのコンサート」を鑑賞。そして、第2部はホールで「みんな一緒のコンサート」という構成なのですが、毎年のように完売しています。
 今回、完売の時期がいつもより早く、しかも小学生以上に人気があると聞いていたので、「大人のためのコンサート」とはいえ、子どもたちの賑やかな感じがあっても不思議ではないかなと予想していました。
 ところが、そんなことはなかったのです。考えてみれば、この数年、中央区ではTANが「アウトリーチ」として幼稚園や小学校で、田村緑さんや数々の演奏家の生演奏を音楽室などで経験している子どもたちがいるわけで、今回のコンサートへ足を運んでいる児童たちは、もしかしたら「学校で聴いた。ホールに行きたい」と、親御さんを説得していて、ここに座っているのかもしれないなと思う雰囲気でした。
 
 【開演前~第1部】
 開演直前は、大人の静かなおしゃべりが華やいでいて、外の寒さとは対照的なあたたかな雰囲気で、子どもたちはしずかに始まるのを待っているようでした。
 第1部が始まり、鮮やかな衣装の田村緑さんが登場し、早速1曲目、メンデルスゾーンの『春の歌』を演奏。最初の第一音から、引き込まれてしまいました。
 演奏を終えて、田村さんがマイクをもって挨拶すると、子どもたちからお返事がかえってくるのを聞いて、小学生が確かに多そうだと納得した瞬間でした。田村さんは、ゆっくりと語りかけるようにお話をされています。そのためか、小学生だけでなく、大人もゆったりと落ち着いてコンサートを楽しめる雰囲気になっていきます。
 メンデルスゾーンについては、“風景や情景を音にするのが得意”と語りかけ、次のプログラムのキーワードは“恋”ということでお話を進めていきます。幸せ絶頂に書いたシューマンの歌曲をリストがピアノ曲に編曲した『献呈』と、逆に悲しい恋物語として、プロコフィエフが作曲した『「ロメオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」』を紹介します。これはうれしい「おまけ」でプログラムにはのっていませんでした。曲のモチーフを少しずつ披露して解説をしてくれます。両家がぶつかりあったような演奏部分から一転して静かな部分があるとおっしゃってから演奏すると、会場はシーンとして引き込まれているのが伝わってきました。
 そして、ショパンの『別れの曲』では、曲の世界に没頭しました。演奏後、ショパンについて生誕200周年であること、ショパンのピアノ協奏曲が演歌のメロディと似ているのでは……田村さんの学生時代のエピソードを交えお話が続きます。第1部の最後は、『華麗なる円舞曲』で第1部が終了しました。
 
 【休憩時間のロビー】
 ロビーに出てみると、この日の演奏家のCDと第2部で朗読される絵本を中心とした即売会が行われていました。中には、CDの前でたっている女の子の姿も。きっと、第1部を聞いて、欲しくなったのかしらと思いました。他にも、昨年までは音楽スタジオだったお子様が、今日から第1部を一緒に聴いたというお母様のうれしそうな表情から、長く続いているシリーズに毎年参加している親子もいるという発見もありました。
 実は、私自身はこの「育児支援コンサート」をホールで聴くのは始めて。今までは、サポーターとして音楽スタジオのお手伝いをしていたので、スタジオでのお子様の音楽体験の様子は何度か拝見しています。その子たちがいつの間にか、小学生になって……まさにライフサイクルコンサートとはこのことだなと思いました。

 【第2部 前半】
 そして、「みんな一緒のコンサート」が始まる直前は、小さな子どもたちの可愛い声があちらこちらから聞こえてきます。スタジオでの時間がいかに楽しかったのかが伝わってきます。1曲目はビゼーの『《カルメン》組曲より〈前奏曲〉』で賑やかにスタートしました。演奏後、参加したスタジオの確認や楽器の説明をしているときの子どもたちの反応が微笑ましく、それに応える演奏家もいい感じです。
 続いて、「楽器の音色を覚えてほしい」という狙いで、演奏家がリレーをしながら楽曲を演奏していくコーナーが始まりました。目と耳で楽しむことができた内容でした。弦楽器から管楽器そして打楽器とリレーしていくという場面は、なかなか見ることができません。音色の違いを知ることが出来てよかったです。
 そして、プーランクの『3つのノヴェレッテより第1番』を管楽器とピアノが、リムスキー=コルサコフの『熊ん蜂の飛行』をマリンバとピアノが演奏しました。管楽器の音のやわらかさには、うっとりしてしまいました。

 【第2部 後半】
 第2部のメインでの「音楽と絵本」は今年は、『スーホの白い馬』です。このお話はモンゴルが舞台ですが、これを田村さんは、ノルウェーの作曲家グリークの『ピアノ協奏曲』と朗読で進めていきます。この組み合わせが、こんなにピッタリと合うとは、やはりアーティストの想像力の強さなのでしょうか。迫力のある演奏で、時折、お客様の「すごい」というつぶやき声が聞こえてくるほどでした。また、場面によって、絵本の表示方法を幅や高さなど変化させて、目で見ても楽しめる演出がありました。朗読と演奏と絵本のバランスが絶妙で、最後まで飽きさせません。朗読の市橋さんは、声楽を専門に勉強して小学校の音楽の先生を長くされてきたとか。だからこその朗読の説得力がありました。

 【終演】
 アンコールでは『「動物の謝肉祭」からフィナーレ』で、賑やかにコンサートが終わりました。これまでは、サポーターとして参加していたので最後のお客様まで見送って、子どもたちの笑顔を見てほっとしておわるのですが、今年は違います。自分の子どもを託児に預けて、私がコンサートを楽しみ、主人は音楽スタジオでお手伝いと、家族でそれぞれの場面で参加することができました。
 いつか、私の子どもも音楽スタジオに参加するのかなと考えながら託児サービスに向かったのでした。
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by tritonmonitor | 2010-04-12 18:47 | ライフサイクルコンサート